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幸福(しあわせ)の意思(石)
古来より日本には、「猪の目いのめ」という形があります。寺院の荘厳具や神社の破風などに刻まれてきました。また、刀の鍔や風鐸、建物の釘隠しなどにもこの形を見ることができます。 一方、皆さんが手や指…
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お盆は生と死の魂が交流する
間もなくお盆を迎えます。お盆やお彼岸にはお墓参りをされると思いますが、お盆とお彼岸ではその意味が少し異なっています。お盆の始めは「迎える」、その終わりを「送る」と表現し、お彼岸の始めは「入る」、そ…
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命のおかざり
新年あけましておめでとうございます 皆さまも、このご挨拶を交わされたことと思います。 どなたにとっても、新たな気持ちで新しい年を迎えられたことでしょう。 古来より、お正月には門松を立て、四季…
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生と死の魂が交流するお盆
お盆になれば都会に出ている方々は、家族ぐるみで故郷に帰ります。公共の交通機関は、超満員になり、全国の高速道路は長蛇の列を作ります。夕暮れのハイウェイには、赤いテールランプがまるで灯篭流しの火のよう…
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このいのち「利他の行」に還元しましょう
文化が発達し、生活が豊かになれば平和で楽しい社会が生まれてくると、誰もが想像するものです。しかし、心の世界はそんなに単純な物ではありません。豊かになればなるほど人間は欲深くなり、これに悪知恵がから…
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心の扉を開く
「大きな池であなたの母と妻が溺れています。二人とも泳げません。こんな時、あなたはどちらを先に助けますか?」と問われるとあなたはどのように答えますか。育ててもらった事を考えると「母が先だ」「これから…
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心を洗って香とし体を恭んで花とす
この句はお大師さまが 「 大般若経 ( だいはんにゃきょう ) 転読 ( てんどく ) 願文 ( がんもん ) 」の中で、時の天皇に奉典された一節です。「苦しくても香のように清らかに、つらくても花のようにつつましく…
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萩生寺蓮華通信 1
いま萩生寺は直径1メートルほどの大きな甕のなかで、大輪の蓮の花が、あでやかに、、いや違います、清らかに、、、咲いています。50個ほどの大甕のなかで、40種類の蓮 が生育していますが、いまざっと窓か…